公演概要

オッペルと象

 2019年、90周年記念公演として37年ぶりに脚本・演出を一新。演劇界に与えた影響は大きいとの評価を得、約2年ぶりの上演となります。

 今、宮沢賢治の問い掛けにもう一度向き合いたい。私たちは賢治自身が抱いていた葛藤を受け止め、新たな時代を創造するエネルギーへ変えていこうと模索しました。弱き者、小さな命といつも共に歩んできたプークの、導き出した答えは・・・。賢治とプークが送る、今を生きるすべての人へのメッセージ。自立することとは? 自由であることとは?

 9月、2週間に渡る四国公演で確かな足跡を残し、再び東京へ帰ってきた『オッペルと象』。大人も子どもも見応えたっぷりにお届けします。ぜひ貴方もご体感ください。

〈あらすじ〉

南の国のある村。農場では傲慢な地主オッペルに虐げられて働く百姓たちがいた。そこに新しい世界を求めて群れを離れた白象がやってくる。初めは働くことを楽しんでいたが、百姓の仲間には入れてもらえず、食事のわらも日に日に少なくなっていく。体力も気力も衰えた白象は・・・。「働くこと」「本当の自由」を現代の私たちに問いかける宮沢賢治の作品。

《スタッフ》

原作/宮沢賢治 脚色・演出/井上幸子 美術/若林由美子 音楽/マリオネット(湯淺 隆・吉田剛士) 

照明/増子顕一(SLS) 音響効果/吉川安志 舞台監督/栗原弘昌 制作/石田伸子 

協力:ムーブメント指導/上田亮(音楽座ミュージカル)

合唱/東大和少年少女合唱団 

◆会場:新宿東口 紀伊國屋ホール

東京都新宿区新宿3-17-7

紀伊國屋書店新宿本店4F(新宿駅東口より徒歩5分)


◆期間:

2022年1月2日(日)〜1月5日(水)

1月2日(日)16:00

1月3日(月)10:30/14:30

1月4日(火)10:30/14:30

1月5日(水)10:30


上演時間 一幕50分、休憩15分、二幕40分
(合計105分(休憩15分含む))


◆入場料:

一般/5,500円

友の会/4,400円 

友の会同伴/4,950円 

学生(小学生〜大学生)/2,090円

※団体割引あり


◆お問い合わせ:03-3370-3371

◆チケットの購入はこちら

※友の会の方は直接劇団へお申し込みください。

■人形劇団プーク 

TEL03-3370-3371 FAX03-3370-5120

E-mail puppet@puk.jp